こんばんは~。
今宵は五条と夏油のそれぞれの正義と題して
お話させて頂きたいと思います。
それでは帳を下ろします。
闇より出でて闇より黒くその穢を禊ぎ祓え・・・
五条と夏油の志
現在の2人の志はこうです!
五条 | 夏油 |
呪術界変革 | 呪術師の楽園実現 |
そして五条は呪術高専の講師として教鞭をとり呪術師の育成
夏油は呪術師を集め、呪霊と手を組み、非術師を皆殺しにするために行動しています!
ですが
お互いこの境地にたどり着くまでにいろいろとあったようですのでそれをまとめて行きたいと思います!!
呪術高専学生時代の五条悟と夏油傑
呪術高専では、五条、夏油、家入の三人が同級生で
任務をこなす仲間でした!
そのなかでも五条と夏油のコンビは最強で無敵でした!
この時の2人は
・五条は自信過剰でやりっぱなし(弟的存在)
・夏油はクソ真面目で五条を抑制する役(お兄さん的存在)
といった感じで、そもそも帳は貼る意味あるのか?という議論では
五条)別に一般人に見られたってよくねぇ?呪霊も呪術も見えねぇんだし
夏油)駄目に決まってるだろ 呪霊の発生を抑制するのは何より人々の心の平穏だ そのためにも目に見えない脅威は極力秘匿しなければならないのさ それだけじゃない
五条)分かった分かった 弱い奴等に気を使うのは疲れるよホント
夏油)”弱者生存”それがあるべき社会の姿さ 弱気を助け強気を挫く いいかい悟 呪術は非術師を守るためにある
五条)それ正論?俺正論嫌いなんだよね
夏油)・・・何?呪術(ちから)に理由とか責任を乗っけんのはさ それこそ弱者がやることだろ
五条)ポジショントークで気持ちよくなってんじゃねーよ
と喧嘩していました!
なんと夏油のほうが正論を唱えていたのです!
そんな夏油がなぜ非術師を皆殺しにして呪術師の楽園を築くなどという大それた志を抱くようになったのでしょうか?
星漿体の少女(天内理子)の護衛
ある日、そんな2人に星漿体(天元との適合者)の少女(天内理子)の護衛の依頼があります!
天内理子という同い年ぐらいの一人の少女と
護衛を通して接するうちに情が湧き
天内理子という存在を尊重しながら
場合によっては呪術高専からの言いつけを破り
2人で天元様を敵に回してでも
天内理子を守ろうと決意していました!
私達は最強なんだ 理子ちゃんがどんな選択をしようと君の未来は私達が保証する
と最強コンビを自負する2人でしたが
伏黒甚爾の出現によって、それが否定されることとなります!
はじめての敗北から芽生えた感情
最強コンビを自負する2人でしたが
伏黒甚爾の出現で、それがただの自惚れだった
ということに気付かされることになります!
伏黒とのバトルで2人は
おそらく初めての敗北を味わされます。
それどころか自分たちが最強だから守ると言っていた
天内理子も夏油自身の目の前で殺されてしまうこととなります。
その後、五条が覚醒し伏黒を倒し天内の遺体を取り戻しますが
家入に治療してもらい、遅れて駆けつけた夏油が
覚醒した五条をみて力の差を感じはじめると同時に
自分の非力さを思い知らされることとなります。。。
この時の2人のやりとりは
五条)コイツら殺すか?今の俺なら多分何も感じない
夏油)いい 意味がない
・・・・・・・・・・・・・・
五条)意味ね それ本当に必要か?
夏油)大事なことだ 特に術師にはな
という感じで夏油が五条に抑制をかけていました!
夏油傑の感情の変化し始めた1年後
天内暗殺から1年後
相変わらず任務をこなす2人でしたが
最強と成った五条が1人で任務に出るようになったことで
危険な任務に出向かない家入のせいで
夏油も一人で任務に向かうことが多くなります。
そこでは呪霊を祓う、取り込むの繰り返しの日々が待っており
次第に誰のために?と考えるようになり
意味がないと五条を抑制した日から
「私が見たものは何も珍しくない周知の醜悪 知った上で私は術師として人々を救う選択をしてきたはずだ ブレるな 強者としての責任を果たせ」
と言い聞かせる自分と
「猿め」
と非術師を見下す自分が葛藤し始めます。。。
九十九由基と夏油の出会い
ある日、灰原と話していると
「どんな女がタイプかな?」と
目の前に九十九由基という女性が現れます!
おそらくこれがダメ押しとなった大きな要因です!
ここで九十九は原因療法として呪霊の生まれない世界を作る方法を夏油に話します。
1つめは全人類から呪力をなくすこと
2つめは全人類に呪力のコントロールを可能にさせること
この話から夏油は
非術師を皆殺しにすればいいんじゃないか?
という結論に至ってしまいます。。。
この時の夏油はこんな事を言っていました!
「呪術は非術師を守るためにあると考えていました でも最近私の中で非術師の・・・価値のようなものが揺らいでいます 弱者ゆえの尊さ 弱者ゆえの醜さ その分別と受容ができなくなってしまっている 非術師を見下す自分 それを否定する自分 術師というマラソンゲームでその果てのビジョンがあまりに曖昧で何が本音か分からない」
その直後に任務に出ていた灰原は殉職、七海は両目をやられるという重症で戻ってきた姿をみて、
「術師というマラソンゲーム その果てにあるのが仲間(術師)の屍の山だとしたら?」といい疑問を抱き、自分の中に答えを導き出すこととなります!
夏油が選んだ道
2007年9月■■県■■市(旧■■村)
村落内での神隠し、変死その原因と思われる呪霊の排除
という任務で原因もわからない非術師が術師を拘束し
またも不当な扱いを受けていることで
非術師に対しての価値が大きく下がってしまったのでしょうか
村人112名を手にかけてしまいます!
ここから夏油は自分の生き方を生きることになります!
五条との別れ
夏油の暴挙を知った五条が
これ以上の暴挙に出る前に夏油の前に現れます!
五条)説明しろ傑
夏油)硝子から聞いただろ?それ以上でも以下でもないさ
五条)だから術師以外殺すってか⁉親も!?
夏油)親だけ特別というわけにはいかないだろ それにもう私の家族はあの人達だけじゃない
五条)んなこと聞いてねぇ 意味ない殺しはしねぇんじゃなかったのか!?
夏油)意味はある 意義もね 大儀ですらある
五条)ねぇよ!!非術師殺して術師だけの世界を作る!?無理に決まってんだろ!!できもしねぇことをセコセコやんのを意味がねぇっつーんだよ!!
夏油)傲慢だな
五条)あ”?
夏油)君にならできるだろ悟 自分にできることを他人には「できやしない」と言い聞かせるのか?君は五条悟だから最強なのか?最強だから五条悟なのか?
五条)何が言いてぇんだよ
夏油)もし私が君になれるのなら この馬鹿げた理想も地に足が着くと思わないか?生き方は決めた 後は自分にできることを精一杯やるさ 殺したければ殺せ それには意味がある
78話「玉折ー參ー」より
といって夏油は五条の前から去っていきました。
逆に五条はむらさきの構えに入ったものの夏油に放つことは出来ませんでした・・・。
五条もまた、痛いほどに夏油の気持ちがわかったのでしょう・・・。
夏油の生き方が決まるまでの要因まとめ
・最強だと思っていた術師コンビが非呪術師にやられた
・大切な人(天内理子)を守れなかった
・五条との力の差が開きすぎたことによる劣等感
・非術師に対しての価値観の揺らぎ
・九十九の自己啓発
・灰原の死
・美々子&菜々子との出逢い
五条と夏油、それぞれの正義
五条と夏油はそれぞれの正義を胸に行動しています!
五条 | 夏油 | |
目標 | 呪術界変革 | 呪術師の楽園実現 |
手段・方法 | 強く屈強な仲間を育てる | 術師や呪霊を仲間にして
人間や術師を襲わせる |
目的 | ? | 非術師を皆殺しにする |
最終的に目指すところとしては
どちらも”世界の平和のため”と思われます!
そして、そこに至るまでのプロセスが真逆になってしまったということですね!
ただ夏油のプロセスではもう
純粋に”世界平和のため”と言える状態に
後戻りすることはできないでしょうね・・・
そしてお互いがそれぞれの正義のために死力を尽くして戦っていくのでしょうね!
まとめ
それぞれの正義の元に生きる結果
敵対する形となってしまった元最強コンビ!
お互いに仲間を従え、それぞれの正義を胸に
突っ走りますが、この先どんな展開になっていくのでしょうか?
最後に夏油は高校時代のような純粋な心に戻ることはできるのでしょうか?
五条と夏油の再開のシーンが来る日が待ち遠しいですね!
それでは定刻となりましたので、このへんで・・・
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